Music is my religion.

音楽のこと。アメリカ生活のこと。

"DPR LIVE, Dean & Kris Wu" いま、韓国のR&BとHIPHOPシーンがとても熱い。

皆さん、音楽聴いていますか?

 

最近、嬉しいことに良い音楽に思いがけない形で巡り会う機会がとても多い。昔は自ら調べて能動的に見つけにいくことが多かったのだが、最近は以前程自分からディグして見つけるということはしなくなった。というのも、最初にも書いたが思いがけない形で良い音楽に出会うことが多いのである。

そこで今回は、私がいま注目している韓国のHIPHOPR&Bシーンのとっておきのアーティストを紹介したい。

紹介に移る前に、正直私は最近まで日本の音楽シーンのレベルはアジアの中では独走状態だと思っていた。そもそも、普段から日本以外のアジアの音楽を日常的に聴いていた訳では無かったので無知な状態で判断することほど安易なことは無いと反省しているのだが、ここ数年でアジアの音楽シーンは急速に発展していると感じている。

私はアメリカ滞在中にアジアに限らず、様々な国の人と接する機会が多かった。それと同時に様々な国の音楽を耳にする機会があった。その中でも、とりわけ興味を惹かれたのが韓国の音楽であった。

数年前、BoAを皮切りに少女時代BIG BANGなどいわゆる"K-POPブーム"が日本で巻き起こり、最近でもTWICEなどが話題となっている。私の中でのK-POPのイメージはキャッチーな音楽が多いなあという印象だ。キャッチーな曲というのは世界共通で好まれる音楽であると思う。何よりもキャッチーな音楽というのは頭に残りやすい。

しかし、私の中でのK-POPはそれ以上でもそれ以下でも無く、好きとか嫌い以前にあまり関心が無かった(BoAは良く聴いていました)。今では、なんで最近まで興味を持たなかったのだろうと後悔している訳だが、そう思う様に至った経緯としてこれから紹介するアーティスト達の楽曲との出会いがあった。

DPR LIVE

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彼らの音楽を初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられない。彼"ら"と表現したのには訳がある。

彼らについて知りたくて調べてみたが、ネット上にも詳しい情報があまり載っていなかった。公式HPにも詳細は載っていなかったのだが、どうやら1人では無いというのがわかった。

公式のインスタグラムを見つけ、フォローリストから辿ってみたところ、DPR 何とかというのが何人かいた。

・DPR LIVE : MC (写真の人物)
・DPR CREAM : Producer 兼 トラックメイカー?
DPR 감독  christianyu?:Director, Chief editor (감독は監督って意味らしく多分名前では無かった)
・Scott Kim:Director (Youtubeのコメント欄に詳しそうな人がいたので聞いてみた。)

恐らく、他にもメンバーがいるのではないかと筆者は思っている。

そもそも、DPRとは何なのかというと"Dream Perfect Regime"の略のようだ。どういう意味なんだろうか。完全な体制(集団)を思い描く、くらいがちょうど良い訳し方なのかなと思っている。それか、もしかしたらそれぞれの単語が独立しているのかもしれない。LDH(Love Dream Hapiness)みたいな。

それはさておき、公式HPによると

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簡単に直訳すると、私たちはあらゆる種類のビジュアルワークを作成、監督、編集している。私たちは音と映像で視聴者を魅了することに焦点を置いていますよーということである。

私が初めて聴いたDPRの楽曲が、この"Cheese & Wine"である。

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Cheese & Wine

Cheese & Wine

  • provided courtesy of iTunes

DPR LIVEの楽曲はシンセの音色が毎回特徴的である。そして、いつもトラックがとんでもなくお洒落。ちなみに筆者は韓国語はさっぱりなので歌詞の意味はわからない。

この楽曲の1番の特徴はサビ部分の"Trap"だと思う。ちなみにTrapとは元々HIPHOPから派生したジャンルなのだが、特徴として高速のスネア(チチチッて音)だったり派手な電子音が使われていることが多い。上手く言葉で説明できないのだが音が半分になる感覚である。かなり流行っているジャンル。

私はDPRの楽曲で外れだと思った曲を聴いたことが1度も無い。普通、自分の好きなアーティストであっても全ての曲が好きってことは滅多に無いものである(個人差はあると思う)。だからこそ毎回トレンドを捉えたハイクオリティな楽曲を世に出し続けるDPRはすごい。

つい先日新EP"Her"がリリースされたのだが、このEPに収録されている楽曲の全曲がキラーチューンだと筆者は思っている。最近は毎日のようにリピートしている。

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you know I'm no criminal
but I could take your heart and go
you're the perfect chemical
I gotta test, I gotta know

俺は犯罪者ではないけど、君の心を奪いさることができる。お前は完璧な薬物ってことを試して知ったぜ。ということである。ギターのイントロの時点で既にかっこいい。

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暇な時に連絡くれよ、と。この曲は今回のEP収録曲の中でも特に筆者のお気に入りの曲。DPRの楽曲を聴いていると、最高に自分に酔うことが出来るので大変おすすめ。そして先日リリースされた新EP"Her"は全曲キラーチューンの名盤なので是非聴いてみて欲しい。

Her - EP

Her - EP

 

#Coming To You Live

 

Dean

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Deanはいま韓国でもとても注目されているR&Bアーティストの一人なのだが、自身の楽曲だけでなくEXOやVIXXなどにも楽曲提供をしている。 前回のRyohuのLIVEレポの記事にも少しだけ名前を挙げたが、第59回グラミー賞で日本人としてノミネートされたDJ、プロデューサーであるstarRoのゲストとして、初の来日公演を渋谷のVISIONで行っている。
sugarshack.hatenablog.com

どうやらstarRoとDeanの共同プロジェクトも進んでいるようだ。自分の音楽が広がっていくにつれて、思いがけない場所で好きなアーティストや音楽が繋がっていくこともとても多くなった。今からとても楽しみである。

サンフランシスコに滞在時、タイミング良くDeanのLIVEが行われ、それに行くことができたのだが、女性ファンがとても多かった。

私が初めて聴いたDeanの楽曲は"Shut up & Groove"である。

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Shut Up & Groove (feat. DEAN)

Shut Up & Groove (feat. DEAN)

  • provided courtesy of iTunes

実力派女性ラッパーHEIZEとのコラボである。ベースの音が動く動く。この曲はコード進行は終始同じ(R&Bの曲は終始同じコードがほとんど)なのだが、Aメロ、Bメロ、サビの境目がとてもわかりにくい。ちなみにこの曲にも先にも書いたTrapの手法が使われている(1:58辺りから)。なんか音が半分になった気がするなあと感じた部分があったらそれがTrapである。ちなみに、いきなりTrapになるという手法はBruno marsの24k magicでも使われている。

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80、90'sのファンクを彷彿させるようなサウンドが2:50から突然Trap調になる。classicとtrendの融合である。この曲は音が半分になる感覚がとてもわかりやすいんじゃないだろうかと思う。

話は戻るがK-POPはトレンドを捉え、いち早くそれを取り入れるのが早い。音楽に限った話ではないが、トレンドというのは常に急速に変わっていくもので、Future BassやFuture Houseがトレンドになったかと思えば、いつの間にかtropical houseがトレンドになっていたり、Dubが流行ったと思ったら、Trapが台頭していったりと、目まぐるしく今この瞬間にも流行りは移り変わっていく。

筆者のDeanの好きな曲を紹介します。

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Know Me (feat. Dean)

Know Me (feat. Dean)

  • provided courtesy of iTunes

Don't wanna know
Don't give a f**k

DPR LIVEの客演としてDeanが参加している。何度も言っているが、トラックがとてもお洒落で私の好みなのである。MVの風景もとても素敵。

私にとって、その曲を好きになるかどうかはトラックが良いかどうかでほとんど決まる。極端に言えば、どんなにふざけた歌詞であっても、トラックが良ければ好きになる可能性が高いということである。そもそも洋楽が好きな人は、トラックだったり、歌詞の意味はわからなくても言葉のリズムが好きで聴いている人が多いんじゃないだろうか。かといって、リリックを重視してないかというとそうではなくて、好きな作詞家も多く、歌詞が好きで聴いている曲もたくさんある。言ってしまえば言葉も音ですしね。

日本語は、曖昧な感情や状況を言葉で100%に近い表現をすることのできる繊細な言語だと思っている。裏を返せば、微妙なニュアンスも表現し易い言語だからこそ、濁したりする表現をすることも容易とも言えるのだが、それは時として良い面でもあり、悪い面でもあり。しかしこういう特徴から、日本語は美しいと言われているのではないかなと私は思っている。繊細な表現をすることのできる日本語だからこそ、作り出せる音楽の世界があるだろうし、曖昧な表現をすることのできる日本語だからこそ、リスナーは想像を掻き立てられるのだろう。だから日本語は面白いし、筆者は邦楽が好きなのである。

話は逸れてしまったが、 結局何が言いたいのかというと百人いれば百通りの音楽の聴き方があると思うので、思う存分音楽を楽しんでくださいということです。本当は曲の解説をする予定だったのですが、話が大きくなってしまい収集できなくなってしまったので、そういうことにしておいてください。

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とてもシンプルだけど、シンセの音色がとてもアーバン。こういうメロウな曲って聴いていると眠くなってくるんですよね。Deanの曲はメロディラインが耳に残り易い曲が多い気がする。

これで25歳っていうのだから、今後どう進化を遂げていくのかがとても楽しみである。その他にもDeanはJeff Bernatというフィリピン系アメリカ人のR&Bアーティストとコラボしたりしているのですが、Jeff Bernatは一時期筆者の中でバズっていたので、彼についての記事はいずれ書きたい。

また少し話は変わるのだが、高校生ラップ選手権の優勝者であるT-PablowやYZEERがメンバーでもあるBAD HOPというヒップホップクルーがあるのだが、彼らのラジオを聴いている時に、いま気になっているアーティストは誰かという話題になり、DPR LIVEとDeanの名前を挙げていた。やはり、流行の先頭を行く人たちは、常にチェックしているのだなと思った。BAD HOPについても機会があればいつか書きたいと思っている。

 

Kris Wu

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彼をK-POPという括りにするのは少し違うかもしれない。私が彼の存在を知ったのはこの曲がきっかけである。

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筆者はTravis Scottが好きなので、いつものように動画サイトでMVなどを見ていた時にこの曲を見つけた。その時に初めてKris Wuの存在を知った。

調べてみると彼は元EXOのメンバーであることが判明。しかし、彼は韓国人ではなく中国系カナダ人のようだ。現在はEXOのメンバーとして活動している訳ではないのでK-POPという括りにしていいのかどうか迷ったのだが、この際だからまとめて紹介する。

この曲はアメリカのiTunesチャートで1位を獲得している。しかし、恐らく日本版のiTunesではこの曲が販売されていない。もちろんApple Musicにもない。

オートチューン(Perfumeの様なケロケロボイス)がかかっているHIPHOPはどれもかっこ良く聴こえるから不思議。

そもそも、彼がどのような経緯でTravis scottとコラボすることになったのか気になったので調べてみると、こんな動画を見つけた。

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このインタビュー動画によると、友人経由でTravis Scottとコンタクトを取ったみたいである。異色のコラボだと思うが、アジアのアーティストが活躍しているととても嬉しい。

まとめ

R&BHIPHOPを聴いている時は、自分に酔えるし強くなれるからおすすめ。